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不思議な少年!! その119

不思議な少年!! その119

ゲラサのキリスト者。イエス、レギオン不浄の霊を人より追い出す! 


 唯物論者には、皆目分からない話だろう。尤も、そう言う人は、この物語には興味も示そう筈がないから、敢えて、無視しておこう。 


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<記事に無関係ヨッシーさんより>


 


 そう、魂の実在をなくして、何が聖書か、宗教か、はたまた、UFOか、と言うことになるのである。なんでそこにUFOが登場するのか? と言う疑問には、本題からはずれるので、今回スルーする。言ったもん勝ちであるから、書いておく。


 天国があるなら、魂がある。それは住処であるから、住む主体が必要だからである。単純な理屈だ。勿論、地獄もある。地獄とは魂が決めた住む世界だ。だから、人間であれ、何であれ、生命あるものには魂があるのである。


 魂があれば、その住処を必要とする。天国に至る魂なら問題はないが、そうではない魂は、やはり、住処を求めるのは当然だ。それが自然で合理的である。。


 そう考えているから、ここに書かれていることは、実在も実在、大実在であるのだ。まあ、それを否定したら、聖書であれ、何であれ、狭量の小難しい道徳書にも値しないであろう。


 魂とは何であろうか?


 類推するしかないが、本来、生命とは意識体であろうと思う。従って、偏在する面と固有する部分がある。それらは本来同質のモノではあるけれども、個性を持とうとする部分が固有の意識体であろうと考える。


 魂とはその固有の意識体である。固有の意識体の住処が魂なのだろう。


 意識が個性を有することによって、ドラマが生まれる。生成化育が生ずるのである。その最たるものが人間の意識体であろうと考える。人間の魂はそう言う側面を持って生まれたと考える。


 それ以上は、分からない。創られた魂としての類推はそこまでだが、創った側は目的があるのであろう。それは何か? そこに聖書あるいは、聖言(みことば)があると考える。


 それ以上のことは、何も言えない。


ゲラサのキリスト者。イエス、レギオン不浄の霊を人より追い出す。霊は悪性の動物に入り、動物は、海中に走って入って溺れる。人々恐れてイエスに海浜を去るようにたのむ。弟子たちと共にカペルナウムに帰る。


 朝が来た。キリスト者はゲラサ人の国に上陸した。彼らはそのペラカン人の首都ゲラサに行き、ここで数日留まって教えた。


 さて伝説ではゲラサは死者には神聖なところで、近くの丘陵全体が聖地として知られていた。この附近一帯が埋葬地で、丘には墓が一杯あり、ガリラヤの多数の死者はここに葬られている。


 さて最近死んだばかりでまだ高い段階に昇れない霊は、生前に肉体の家であった肉と骨を納めている墓のほとりに残っている。そのような霊は時々生きている人間に宿り、色々な方法でこれを苦しめる。


 そしてゲラサ全部には憑かれた人々が居り、誰ひとりとしてこれを救うだけの力ある者はなかった。何とかしてこのような隠れた仇(あだ)に逢って、悪霊を追い出す万法を学ばせようと思って、主は外国の教師たちと弟子たちを墓場の中につれていった。


 そして、門に近寄ると彼らは悪霊に憑かれた人に逢った。レギオン(多数)の汚れた者がこの人に憑いて力づけていた。そ;して誰もこれを捉えて鎖につなぐことが出来なかった。どんな頑丈な鎖でもちぎって自由になれるのである。


 さて、汚れた霊は光のなかに住めない、暗いところでさわぎまわるだけである。イエスが来て生命の光を携えて来たから、悪霊全体が攪乱(かきみだ)された。


 その人についているレギオンの首領(かしら)が叫び出した。「あなたイエスよ、あなたインマヌエルよ、どうぞ底知れぬところに入れないで下さい。わたくしどもの時がま集ない間苦しめないで下さい。」


 イエス、「お前たちの数、お前たちの名は?」


 悪霊、「わたしどもの名はレギオン、わたしどもの数は獣類の数だけあります。」


 それからイエスは山々を震わすような声を発し言った、「出て来い、もうこの人にとりつくんじゃない。」


 さて、山や丘はみなここで食を取って居る汚れた動物で満ち、国中の人々のなかに疫病を運び出してまき散らしていた。そして悪霊が住家(すみか)なしに追い出されないように懇願したので、主は言った、


 「出て行って汚れた四足獣にとりつけ。」


 そして彼らと墓の悪霊はみな出て行って疫病の因(もと)となる動物にとりつい これでそこの土地全体が疫病を遁れ、汚れた霊は二度と来なくなった。


 しかし、人々がイエスの行った力あるわざを見てびっくりして言った、


 「若し彼が国を疫病から解放し汚れた霊を.追い払うことが出来るなら、意のままにわれわれの国を荒廃させるような絶大の力ある人だ。」それから彼らは来て、彼がゲラサに留まらないように懇願した。


 そこで、イエスはそれ以上そこに居ないで、外国の教師たちと弟子たちを連れて、舟に乗って去った。汚れたレギオンから救われた人は、海岸に立って、先生と一緒につれて行って下さいと言った。


 しかしイエスは言った、「それはよろしくない、家に行って、人々は神と一緒になればどんなことでも出来ることを、人々に告げるがよい。」


 そこでその人はデカポリス全体に行ってこれを云えた。


 キリスト者は舟に乗って再び海を渡ってカぺルナウムに来た。


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】  


第十六部 イエスのキリスト者奉仕の二年目 


第百十八章 ゲラサのキリスト者。イエス、レギオン不浄の霊を人より追い出す。霊は悪性の動物に入り、動物は、海中に走って入って溺れる。人々恐れてイエスに海浜を去るようにたのむ。弟子たちと共にカペルナウムに帰る。


1) 朝が来た。キリスト者はゲラサ人の国に上陸した。

2) 彼らはそのペラカン人の首都ゲラサに行き、ここで数日留まって教えた。

3) さて伝説ではゲラサは死者には神聖なところで、近くの丘陵全体が聖地として知られていた。

4) この附近一帯が埋葬地で、丘には墓が一杯あり、ガリラヤの多数の死者はここに葬られている。

5) さて最近死んだばかりでまだ高い段階に昇れない霊は、生前に肉体の家であった肉と骨を納めている墓のほとりに残っている。

6) そのような霊は時々生きている人間に宿り、色々な方法でこれを苦しめる。

7) そしてゲラサ全部には憑かれた人々が居り、誰ひとりとしてこれを救うだけの力ある者はなかった。

8) 何とかしてこのような隠れた仇(あだ)に逢って、悪霊を追い出す万法を学ばせようと思って、主は外国の教師たちと弟子たちを墓場の中につれていった。

9) そして、門に近寄ると彼らは悪霊に憑かれた人に逢った。レギオン(多数)の汚れた者がこの人に憑いて力づけていた。

10) そ;して誰もこれを捉えて鎖につなぐことが出来なかった。どんな頑丈な鎖でもちぎって自由になれるのである。

11) さて、汚れた霊は光のなかに住めない、暗いところでさわぎまわるだけである。

12) イエスが来て生命の光を携えて来たから、悪霊全体が攪乱(かきみだ)された。

13) その人についているレギオンの首領(かしら)が叫び出した。「あなたイエスよ、あなたインマヌエルよ、どうぞ底知れぬところに入れないで下さい。わたくしどもの時がま集ない間苦しめないで下さい。」

14) イエス、「お前たちの数、お前たちの名は?」

15) 悪霊、「わたしどもの名はレギオン、わたしどもの数は獣類の数だけあります。」

16) それからイエスは山々を震わすような声を発し言った、「出て来い、もうこの人にとりつくんじゃない。」

17) さて、山や丘はみなここで食を取って居る汚れた動物で満ち、国中の人々のなかに疫病を運び出してまき散らしていた。

18) そして悪霊が住家(すみか)なしに追い出されないように懇願したので、主は言った、

19) 「出て行って汚れた四足獣にとりつけ。」

20) そして彼らと墓の悪霊はみな出て行って疫病の因(もと)となる動物にとりついた。

21) 動物は怒りに狂い険路を下って海中にはまり込んで、みんな死んでしまった。

22) これでそこの土地全体が疫病を遁れ、汚れた霊は二度と来なくなった。

23) しかし、人々がイエスの行った力あるわざを見てびっくりして言った、

24) 「若し彼が国を疫病から解放し汚れた霊を.追い払うことが出来るなら、意のままにわれわれの国を荒廃させるような絶大の力ある人だ。」

25) それから彼らは来て、彼がゲラサに留まらないように懇願した。

26) そこで、イエスはそれ以上そこに居ないで、外国の教師たちと弟子たちを連れて、舟に乗って去った。

27) 汚れたレギオンから救われた人は、海岸に立って、先生と一緒につれて行って下さいと言った。

28) しかしイエスは言った、「それはよろしくない、家に行って、人々は神と一緒になればどんなことでも出来ることを、人々に告げるがよい。」

29) そこでその人はデカポリス全体に行ってこれを云えた。

30) キリスト者は舟に乗って再び海を渡ってカぺルナウムに来た。 

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  


CHAPTER 118

The Christines are in Gadara. Jesus casts a legion of unclean spirits out of a man.
The spirits go into vicious animals which run into the sea, and are drowned.
The people are in fear and request Jesus to leave their coast. With his disciples, he returns to Capernaum.

THE morning came; the Christines landed in the country of the Geracenes.
2) They went to Gadara, chief city of the Peracans, and here for certain days they tarried and they taught.
3) Now, legends hold that Gadara is sacred to the dead, and all the hills about are known as holy ground.
4) These are the burial grounds of all the regions round about; the hills are full of tombs; and many dead from Galilee are here entombed.
5) Now, spirits of the lately dead that cannot rise to higher planes, remain about the tombs that hold the flesh and bones of what was once their mortal homes.
6) They sometimes take possession of the living, whom they torture in a hundred ways.
7) And all through Gadara were men obsessed, and there was no one strong enough to bring relief.
8) That they might meet these hidden foes and learn the way to dispossess the evil ones the master took the foreign masters and the twelve into the tombs.
9) And as they neared the gates they met a man obsessed. A legion of the unclean ones were in this man, and they had made him strong;
10) And none could bind him down, no, not with chains; for he could break the stoutest chains, and go his way.
11) Now, unclean spirits cannot live in light; they revel in the dark.
12) When Jesus came he brought the light of life, and all the evil spirits were disturbed.
13) The leader of the legion in the man called out,
Thou Jesus, thou Immanuel, we beg that thou wilt not consign us to the depths. Torment us not before our time.
14) And Jesus said,
What is your number and your name?
15) The evil spirit said,
Our name is legion, and our number is the number of the beast.
16) And Jesus spoke; and with a voice that shook the very hills, he said,
Come forth; possess this man no more.
17) Now, all the hills were filled with unclean animals that fed, and carried forth and spread the plague among the people of the land.
18) And when the evil spirits begged that they might not be driven forth without a home, the master said,
19) Go forth and take possession of the unclean quadrupeds.
20) And they, and all the evil spirits of the tombs went forth and took possession of the breeders of the plague,
21) Which, wild with rage, ran down the steeps into the sea, and all were drowned.
22) And all the land was freed of the contagion, and the unclean spirits came no more.
23) But when the people saw the mighty works that Jesus did they were alarmed. They said,
24) If he can free the country of the plague, and drive the unclean spirits out, he is a man of such transcendent power that he can devastate our land at will.
25) And then they came and prayed that he would not remain in Gadara.
26) And Jesus did not tarry longer there, and with the other masters and the twelve, he went aboard the boats to go away.
27) The man who had been rescued from the unclean legion stood upon the shore and said,
Lord let me go with you.
28) But Jesus said,
It is not well; go forth unto your home and tell the news, that men may know what man can do when he is tuned with God.
29) And then the man went forth through all Decapolis and told the news.
30) The Christines sailed away, re-crossed the sea and came again into Capernaum.

 【続く】



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