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不思議な少年!! その109

不思議な少年!! その109

イエス人々の利己主義を非難す! 


 この書は、正しく理解するには一章から読む必要がある 


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<記事に無関係


 

 それは一貫した物語であるからだ。勿論、聖書もそうであろう。しかし、肝腎の聖書は、なかなかそうはいかない。読めないのではない。読んでも物語としては、すんなりと入っていかないからだ。 


 畢竟、解説書に頼ることになる。


 ところが、この書はそうではない。それが転載に固執する理由である。


 少なくとも、これが正しい書であるとか、聖書を越える書であるとか言うつもりは毛頭ない。要はより理解を深める意味で良書であると判断しているに過ぎない。


 全部で180章であるから、半分は優に過ぎた。最後までやり遂げる所存である


 時代の思潮は、相似形である。人間の諸相は相似形である。時代は大きく進展したかに見えるが、人間のやっていることは昔も今もほとんど変わりがない。手にするおもちゃは違ってくるかも知れないが、人間の心根は今も昔も変わりがないのである。


 つまり、人間の学ぶべき進化とは、物質的変化ではなく、内的変化であろう。魂において、進化すると言うことは、物質的進化とは全く別物である。ナイフが銃に変わり、あるいはさらに高度な巧妙な武器に変わっても、人殺しは人殺しである。


 詐欺師は詐欺師。現在は金融詐欺師として、身は毅然たる背広を纏い、優雅な邸宅と高級車とファーストクラスで世界を廻る。

 

イエス人々の利己主義を非難す。キリスト者宴会に列席し、イエス食前に手を洗わないとてパリサイ人に非難される。イエス支配階級の偽善をさらけ出し、多くの呪いをあびせる。


 民衆は利己的思想に気が狂い、誰も他人の権利や要求を認めなかった。強者は弱者を押しのけ、踏みつけ、先ず自分だけの幸福を得ようとあせる。


 イエスは言う、「野性の動物の檻(おり)を見よ。これは悪鬼のように自分の利益を求めて狂う棘(とげ)ある蝮(まむし)の巣窟である。人々よ、あなたがたに言う、自分だけしか見ないような人々に来る利益は朝日の前の露である。


 これは空なるもの、やがて過ぎ去るものだ、利己的な魂は今日養われても、食物は消化しない。魂は成長しない。何度も何度も養わなければならぬ。


 見よ、ただ一つの空なる霊に憑かれた利己的な人を。その霊は聖言(みことば)によって追い出された。それから乾いた場所を経めぐり、やすみを求めて何も得ず、再び戻って来たが、利已的な人は戸を閉じることも鍵をかけることをしなかったから、けがれた霊は家のなかがすっかり掃き清められているのを見てここに入り、自分以上にけがれた七つの霊を連れて来てそこに住み込む。


 この人の後のありさまは前よりも七倍も悲惨である。他人の祝福を奪いとるあなたがたもこの通りである。」


 イエスが語っている時、近くに立っていた女が叫んで言った、「この神の人の母は大変幸福よ!」


 イエス、「その通り彼女は幸福だ。しかし神の言葉を聞いてこれを受け入れ、そのように生活する人は二重に幸福だ。」


 或る富めるパリサイ人が宴を設け、イエスと十二弟子は遠くから来た外国の教師たちと一緒にその客となった。そしてイエスは厳格なパリサイ宗の掟に、食前に手を洗うことをしなかったので、パリサイ人はこれを見て、大いに驚いた。


 イエスは言った、「御主人、あなたはわたしが手を洗わなかったことを不思議に思うか。パリサイ人はよく手足を洗う。毎日からだを洗う。しかし見よ、からだの内部はあらゆる不潔物で一杯だ。


 その心は不正、強奪、欺偽に満ちて居る。からだの外部を造り給うた神は、内部をも造り給わなかったか。」


 また彼は言った、「あなたがたパリサイ人よ、あなたがたはわざわいだ。はっか、芸香(うんこう)、あらゆる野菜の十分の一を宮に納めながら、.正義と神に対する愛をなおざりにしている。


 パリサイ人よ、あなたかたはわざわいだ。会堂や法定で上席にすわることを好み、広場で人に挨拶せよと命ずる。わが国の着飾った上流の人々よ、あなたがたはわざわいだ。誰もあなたがたの行為によって、あなたがたをエホバの僕とは思わぬだろう。」


 近くに坐っていた律法学者は言った、「先生、あなたの言葉はひどい、それではあなたはわれわれを侮辱する。なぜですか?」


 イエス、「あなたがたは大き荷物、到底背負いきれない重荷を人の子らに積みあげながら、自分では一本の羽毛をも背負おうともしないだろう。


 あなたがたはわざわいだ。あなたがたはあなたがたの祖先が殺した予言者や先覚者の碑を建てた。そしてあなたがたもその罪の仲間だ。


 現に見よ、神は再びその霊なる使徒、予言者、先覚者を送ったのに、またこれ迫害している。 やがてあなたがたは法廷に彼らを告訴し、町々で侮辱し、牢獄に投じ、そして悪魔のように悦んでこれを殺すだろう。


 人々よ、あなたがたに言う、正しいアベルから聖なるヨハネの父ザカリヤに至るまで流された神の聖者の血、(ザカリヤは至聖所の祭壇のそばで打ち倒された。)すぺてこれら聖者の血はこの不信仰な世代の手によって一層赤くなった。


 律法学者よ、あなたがたはわざわいだ。あなたがたは人々の手から知識の鍵を奪いとる。あなたがたは戸を閉じ、自分も入らず、入りたい者も入れない。」


 イエスの言葉はパリサイ人、律法学者、学者などを憤怒させ、囂々(ごうごう)たる悪口雑言を彼にあびせかけた。彼が語った真理は天からの雷電の如くであったので、支配者達はその言葉から何かいいがかり得ようと謀り、彼の血を流すべき法律上の手続きをさがしもとめた。


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】            


第十六部 イエスのキリスト者奉仕の二年目 

第百八章 イエス人々の利己主義を非難す。キリスト者宴会に列席し、イエス食前に手を洗わないとてパリサイ人に非難される。イエス支配階級の偽善をさらけ出し、多くの呪いをあびせる。


1) 民衆は利己的思想に気が狂い、誰も他人の権利や要求を認めなかった。

2) 強者は弱者を押しのけ、踏みつけ、先ず自分だけの幸福を得ようとあせる。

3) イエスは言う、「野性の動物の檻(おり)を見よ。これは悪鬼のように自分の利益を求めて狂う棘(とげ)ある蝮(まむし)の巣窟である。

4) 人々よ、あなたがたに言う、自分だけしか見ないような人々に来る利益は朝日の前の露である。

5) これは空なるもの、やがて過ぎ去るものだ、利己的な魂は今日養われても、食物は消化しない。魂は成長しない。何度も何度も養わなければならぬ。

6) 見よ、ただ一つの空なる霊に憑かれた利己的な人を。その霊は聖言(みことば)によって追い出された。

7) それから乾いた場所を経めぐり、やすみを求めて何も得ず、

8) 再び戻って来たが、利已的な人は戸を閉じることも鍵をかけることをしなかったから、

9) けがれた霊は家のなかがすっかり掃き清められているのを見てここに入り、自分以上にけがれた七つの霊を連れて来てそこに住み込む。

10) この人の後のありさまは前よりも七倍も悲惨である。

11) 他人の祝福を奪いとるあなたがたもこの通りである。」

12) イエスが語っている時、近くに立っていた女が叫んで言った、「この神の人の母は大変幸福よ!」

13) イエス、「その通り彼女は幸福だ。しかし神の言葉を聞いてこれを受け入れ、そのように生活する人は二重に幸福だ。」

14) 或る富めるパリサイ人が宴を設け、イエスと十二弟子は遠くから来た外国の教師たちと一緒にその客となった。

15) そしてイエスは厳格なパリサイ宗の掟に、食前に手を洗うことをしなかったので、パリサイ人はこれを見て、大いに驚いた。

16) イエスは言った、「御主人、あなたはわたしが手を洗わなかったことを不思議に思うか。

17) パリサイ人はよく手足を洗う。毎日からだを洗う。しかし見よ、からだの内部はあらゆる不潔物で一杯だ。

18) その心は不正、強奪、欺偽に満ちて居る。

19) からだの外部を造り給うた神は、内部をも造り給わなかったか。」

20) また彼は言った、「あなたがたパリサイ人よ、あなたがたはわざわいだ。はっか、芸香(うんこう)、あらゆる野菜の十分の一を宮に納めながら、.正義と神に対する愛をなおざりにしている。

21) パリサイ人よ、あなたかたはわざわいだ。会堂や法定で上席にすわることを好み、広場で人に挨拶せよと命ずる。

22) わが国の着飾った上流の人々よ、あなたがたはわざわいだ。誰もあなたがたの行為によって、あなたがたをエホバの僕とは思わぬだろう。」

23) 近くに坐っていた律法学者は言った、「先生、あなたの言葉はひどい、それではあなたはわれわれを侮辱する。なぜですか?」

24) イエス、「あなたがたは大き荷物、到底背負いきれない重荷を人の子らに積みあげながら、自分では一本の羽毛をも背負おうともしないだろう。

25) あなたがたはわざわいだ。あなたがたはあなたがたの祖先が殺した予言者や先覚者の碑を建てた。そしてあなたがたもその罪の仲間だ。

26) 現に見よ、神は再びその霊なる使徒、予言者、先覚者を送ったのに、またこれ迫害している。

27) やがてあなたがたは法廷に彼らを告訴し、町々で侮辱し、牢獄に投じ、そして悪魔のように悦んでこれを殺すだろう。

28) 人々よ、あなたがたに言う、正しいアベルから聖なるヨハネの父ザカリヤに至るまで流された神の聖者の血、

29) (ザカリヤは至聖所の祭壇のそばで打ち倒された。)

30) すぺてこれら聖者の血はこの不信仰な世代の手によって一層赤くなった。

31) 律法学者よ、あなたがたはわざわいだ。あなたがたは人々の手から知識の鍵を奪いとる。

32) あなたがたは戸を閉じ、自分も入らず、入りたい者も入れない。」

33) イエスの言葉はパリサイ人、律法学者、学者などを憤怒させ、囂々(ごうごう)たる悪口雑言を彼にあびせかけた。

34) 彼が語った真理は天からの雷電の如くであったので、支配者達はその言葉から何かいいがかり得ようと謀り、彼の血を流すべき法律上の手続きをさがしもとめた。

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  


CHAPTER 108

Jesus rebukes the people for selfishness. The Christines attend a feast,
and Jesus is censured by the Pharisee because he washed not before he ate.
Jesus exposes the hypocrisy of the ruling classes and pronounces upon them many woes.
 

THE multitudes were wild with selfish thought; none recognized the rights and needs of any other one.
2) The stronger pushed the weak aside, and trampled on them in their haste to be the first to get a blessing for himself.
3) And Jesus said,
Behold the cage of beasts untamed; a den of stinging vipers, maddened by their fiendish greed of selfish gain!
4) I tell you, men, the benefits that come to men who see no further than themselves are baubles in the morning light;
5) They are unreal; they pass away. The selfish soul is fed today; the food does not assimilate; the soul grows not, and then it must be fed again, and then again.
6) Behold, a selfish man obsessed by just one spirit of the air; by the Omnific Word the spirit is cast out;
7) It wanders through dry places, seeking rest and finding none.
8) And then it comes again; the selfish man has failed to close and lock the door;
9) The unclean spirit finds the house all swept and cleaned; it enters in and takes with it full seven other spirits more unclean than is itself; and there they dwell.
10) The last state of the man is more than sevenfold more wretched than the first.
11) And so it is with you who snatch the blessings that belong to other men.
12) While Jesus spoke a certain woman who stood near exclaimed,
Most blessed is the mother of this man of God!
13) And Jesus said,
Yes, blest is she; but doubly blest are they who hear, receive and live the word of God.
14) A Pharisee of wealth prepared a feast, and Jesus and the twelve, together with the masters from afar, were guests.
15) And Jesus did not wash his hands according to the strictest Pharisaic rules, before he ate; when this the Pharisee observed he marvelled much.
16) And Jesus said,
My host, why do you marvel that I did not wash my hands?
17) The Pharisees wash well their hands and feet; they cleanse the body every day when, lo, within is every form of filth.
18) Their hearts are full of wickedness, extortions and deceit.
19) Did not the God who made the outside of the body make the inside, too?
20) And then he said,
Woe unto you, you Pharisees! for you tithe mint and rue, and every herb, and pass by judgment and the love of God.
21) Woe unto you, you Pharisees! you love the highest seats in synagogues and courts, and bid for salutations in the market place.
22) Woe unto you, you tinseled gentry of the land! no man would ever think you servants of the Lord of hosts by what you do.
23) A lawyer sitting near remarked,
Rabboni, your words are harsh, and then in what you say you censure us; and why?
24) And Jesus said,
Woe unto you, you masters of the law! you heap great burdens on the sons of men, yea, loads by far too great for them to bear, and you will never help to bear a feather's weight yourselves.
25) Woe unto you! you build the tombs of prophets and of seers; they whom your fathers killed; and you are parties to the crimes.
26) And now behold, for God has sent again to you his holy men - apostles, prophets, seers; and you are persecuting them.
27) The time is near when you will plead against them in the courts; will spurn them on the streets; will cast them into prison cells, and kill them with a fiend's delight.
28) I tell you, men, the blood of all the holy men of God that has been shed from righteous Abel down to that of Zacharias, father of holy John,
29) Who was struck down beside the altar in the Holy Place;
30) The blood of all these holy men has made more red the hands of this ungodly generation.
31) Woe unto you, you masters of the law! you snatch the keys of knowledge from the hands of men;
32) You close the doors; you enter not yourselves, and suffer not the willing ones to enter in.
33) His words provoked the Pharisees, the lawyers and the scribes, and they, resenting, poured upon him torrents of abuse.
34) The truths he spoke came like a thunderbolt from heaven; the rulers counseled how they might ensnare him by his words; they sought a legal way to shed his blood.

 

 【続く】



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